・戌にまつわることわざ集
今年は戌年。ことわざの中にも
犬がでてくるものがたくさんありますね。
いくつかご紹介します。
ことわざは、昔から語り継がれてきた
古くからの人々の知恵や、生きていく上で
大切な教訓を、短い文で表現したものです。
主に庶民の生活の中で生まれた知恵が
用いられています。
みなさんの心の片隅にでも
とどめてくだされば幸いです。
兎を見て犬を放つ
兎を見つけてから犬を放っても
まだ遅くはない
失敗してから気が付いてやり直しても
決して遅すぎることはないというたとえ
犬も歩けば棒に当たる
何かをしようとすれば
思わぬ災難に出会うという意味。
転じて反対に、「思わぬ幸運に出会う」
というプラスの意味にも使われている。
犬は三日飼えば三年恩を忘れず
犬でさえ、わずかな人の恩を忘れない。
ましてや人間は、恩知らずであっては
いけないという意味。
一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う
誰かがいい加減なことを言うと、
多くの人が、良く確かめもせず、
それを真実のこととして
言いふらしてしまうこと。
・イギリスのことわざ
子供が生まれたら犬を飼いなさい
If your cHild is born,have a dog.
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。